育児と家事をもっとやろうよ!
上の記事を読んでビックリ‼️
ひっそりと新聞記事の片隅に掲載されていた記事なんだけど、ノルウエーの閣僚の2人が、妻の仕事や離れて暮らす子供と過ごす時間を増やすために、閣僚を辞任した、というもの。
日本にいるとあんまり、というかこんな話聞く事、まず無いもんなぁ。
最近はイクメンとか働き方改革とか言われて、だいぶ育児、家事に参加する男性も増えてはきてますけど。
僕もよく保育園に子供の送迎に行くけれど、朝晩共にお父さんの姿をよく見かけます。
世代交代でそこらの意識が高い世代が今、子育てしているのでしょうね。
ただ、実感として残念ながら、55歳以上のおじさん方の一部(というか8割くらいかな?)は育児や子供の世話、家事は女性の仕事だと思っている人がまだまだ存在している印象です。もちろん、同世代やその下の世代でも同様の意識を持っている人は一定数いますけどね。
ただ、これは個人の問題でもあるけれど、それ以前に日本って国がそもそも、男は仕事、女は家を守るという分業みたいな価値観をずっと昔から、DNAみたいな感じで引き継いできてる問題の方が大きい訳で。元々そういう価値観がある中で、この意識の持ち方は家庭環境に大きな影響を受ける側面もある訳です。父親や祖父が代々仕事一筋の家庭環境で育った人は、そもそもそれが当たり前で、育児や家事を共にする考え自体持ち合わせて無い事が多いのでしょう。
だから、そう簡単に考え方や価値観、習慣を変えることは難しく、世界のこういった情報をマメに発信して根気強く伝えていく必要性があるように思います。日本の価値観を批判する訳では無いけれど、グローバルスタンダードはこうですよと。
下の記事は、サッカーワールドカップ杯ロシア大会に出場した代表選手の話。
この選手は大会の試合を、妻の出産の為に欠場したっていうからその決断もさることながら、その決断を〝人生にはサッカーより重要なことがある〝と快く送り出した監督、選手もすごい!と驚かされますよね。
この意識の違いは何なんでしょうね?
僕も偉そうなことを言える程、大して育児、家事をしている訳ではないけれど、平均以上の事はやっていると思います。ただ、そこにやらされてる感や手伝ってる感は全く無いですね。
一緒に、共にやっている感覚かな?出来ることを出来る方がやるっていう。特にルールを決めてる訳でもありません。
楽しいですよ。子供達と一緒に過ごす時間。
仕事が疎かになる事なんかないですし。むしろ段取りや効率を考えて行動しないと時間が作れないので、生産性は上がると思いますね。
家族と過ごす時間を優先して考えると、自分が何をすべきか、何をしたら良いか考えるようになるんですね。結果、自然と育児、家事をする事になるし、仕事のスピードも必然と上がります。
趣味の時間や飲みに行く時間だって当然欲しくなるけど、その時間を作る為に早起きしたり、予定を調整したりと限られた時間を有効活用しようと考えるようになるんですね。
忙しいけど、決して苦痛ではない。男性の育児、家事参加はメリットの方が多いと思います。
男性はもっともっと育児、家事に関わっていきましょうよ!